Sensaras(センサラス)は2013年5月にGlen Melder氏によって設立されました。
センサラスのエンジニアリングおよび製造チームは、30年以上にわたって液体レベルセンサーの設計と製造に携わり、国内外多くの実績と経験を有しております。
長年にわたる液体レベルセンサーの製造を通じて、複数のセンサーアプリケーションを検討し、それらを1つの設計に組み込むことで、より良い製品を製造し、時間とコストを削減するためのセンサラスの革新的な設計を含む、新しいアイディアと製品を具現化しました。
超音波ポイントレベルシステムである960シリーズは、主に半導体産業でのPVD、CVD、ALD プロセスにおけるバブラー/アンプル内の超高純度液体化学薬品のレベルを検出します。
プローブは、アンプルの1/2 インチまたは3/4 インチのVCR注入口に適合します。
プローブには不純物混入の原因となるフロートなどの可動部品を使用していません。
また、化学物質の色、誘電率、密度、粘度の影響を受けません。
この設計により複数の感知ポイントを構成することができます。
プローブの接液部はすべて316LSS(316L ステンレス鋼)で、電解研磨仕上げを行い、リークテスト済みです。
各プローブは、ユーザーの仕様と要件に合わせてカスタムメイドされます。
電子装置はプローブから離れた場所に設置するため、高温でのアプリケーションに対応できます。
都度のご使用前に校正や調整を行う必要はありません。
圧電センサーを使用する一つの方法は、液体の存在または非存在を検出することです。これは液体中の音速が気体よりもはるかに速いため、液体が音波をよく伝えるためです。
たとえば、シリンダー内に液体の存在を測定したい場合、そのシリンダーを横切る信号を送信し、正確なタイミングで音波が戻り、信号または戻り信号がを検出することで確認できます。
液面が対象ではないため、液面の角度にはあまりセンシティブではありません。
材料のタイプに対してもあまりセンシティブではありません。液体と気体では音速が異なるためです。
左の例では5つの計測ポイントを使用しています。
下の3つのセンサーで信号が返されているため、この容器には約50%が充填されていることがわかります。
この場合、100%、80%、50%、25%、10%の計測ポイントが設定され、充填物の使用状況をレベル追跡したい場合に用いることができます。
充填を100%で停止したい場合や容器が空になる前の10%レベルでアラートを出すことも可能です。
当社のポイントセンサーは容器に挿入され、容器内のレベルを検出するセンサーです。
センサーが内蔵されたプローブは中央が中空構造になっており、そのプローブ中央部へ液体が入り、各計測ポイントで超音波信号が発せられることで液体の量を測ることができます。
計測ポイントは最小1ポイントから最大8ポイント(プローブの長さにより対応可)まで、計測ポイントはご希望の位置に設定いたします。
温度計測もプローブへビルトインすることで、最大2か所まで計測が可能です。
お使いの腐食性液体への対応するためにもカスタム品でハステロイによるプローブの納入も可能です。
無駄なく薬剤を最後までお使いいただくためにも、最終の計測ポイントは容器底部から約6mmの高さまでの設定が可能です。
(詳しくはお問合せください)
実際の液量表示は表示モジュールで表示されます。
赤ライト点灯:液体なし
緑ライト点灯:液体あり
また、オプションでビルトイン式の熱電対、最大2ポイント計測までの設定もご用意できます。
超音波技術を使用した液体レベルセンサーおよび制御装置を以下の産業や用途向けに販売し、多くの実績を保有しております。